海の危険生物アカエイに刺された時の対処方法は?刺されない対策も!

海に行くと、太陽や波の音に包まれてとっても気持ちイイですよね~
しかし、大自然には危険も隣り合わせ。
サーフィンや水遊びを楽しもうとしているアナタに、知って欲しいことがあります!
海には危険な生物が多数存在しますが、代表的なのが「アカエイ」!
もしも刺されてしまった時の対処方法や、刺されない対策をご紹介したいと思います。
海の危険生物アカエイに刺された時の対処方法は?

サーファーの方ならご存知かもしれません。
海の危険生物「アカエイ」です。
アカエイは、遠浅な海の海底に生息しています。
特に、ビーチの波打ち際に体を埋めて目だけを出している事が多いです。
色が茶色のアカエイは、パット見で存在に気づきにくいです。
アカエイとは?

アカエイの尻尾には、鋭いノコギリ状の毒針があります。
この毒針は、サーフブーツ・ウェットスーツ・長靴も貫通するほど。
この形状から、刺さった毒針は非常に抜けにくいです。
波打ち際を歩いている人が、エイを踏んづけてしまい毒針に刺されるケースが多いです。
エイが暴れることで、傷口が深くなってしまう事も…。
2ラウンド目、
— Max☆Bali Surfer (@masa_o1173) November 2, 2018
運悪くエイを踏んでしまい😱
病院で治療中です🏥
皆さんもお気をつけください😅
#サーフィン #千葉北 #エイ踏んだ #自由な生活 pic.twitter.com/v7NBvd3kg6
アカエイに刺されたらどうなる?
ノコギリ状の毒針に刺されると、カナヅチで足を叩かれたような激痛に襲われます。
次第に、歩けなくなるほどの痛みが膝下に広がっていきます。
症状が酷くなると、失神・発熱・呼吸困難を起こす恐れもあります。
最悪の場合は、「アナフィラキシーショック(※)」で生命の危機に晒されることもあります。
※アレルゲン(アレルギーの原因となる物質)が体内に入ることにより、複数の臓器や全身に症状が起こり、生命に危険が及ぶ過敏反応のこと。その中でも血圧低下や意識障害を伴うのがアナフィラキシーショック。
スズメバチやクラゲなどに刺された際にも、起こり得る症状です。
アカエイに刺された時の対処方法
- 患部をまずは確認
- 太ももを紐などで縛り、毒の進行を遅らす
- ピンセットやペンチで毒針を抜き出す
- 患部を熱めのお湯に30分以上浸けておく(45度程度)
※火傷に要注意
※タンパク質の毒が分解され、痛みが和らぐケースも多い
※冷やすと痛みが増す - 速やかに病院へ行く
※体内に毒針が残ると、毒が放出され続けます。
海の危険生物アカエイに刺されない対策も!

非常に恐ろしいアカエイですが、どうしたら被害を避ける事が出来るのでしょうか。
アカエイの被害報告があるエリアでサーフィンする場合は、以下のことを心がけてください!
- 水深が浅くとも、極力歩かずパドリング移動をする!
- 水際を歩く場合は、すり足で!ガツガツ歩かない。
ビギナーサーファーにとっては、なかなか厳しい回避策かもしれません。
しかし、パドル力の特訓だと思って、頑張って継続することをオススメします!
湘南サーファーの皆さーん!
— 松元 駿 : デザインの知識を発信中! (@neomorph_jp) July 28, 2019
今日、辻堂で波待ち中に小さい赤エイが泳いでるのを見かけました。
打ち上げられて死んでいるのを一週間前にも見かけたので、あまり海底は踏まずパドルでアウト出た方が良さげです。#サーフィン #波乗り #湘南 #辻堂 #鵠沼 #茅ヶ崎 #鎌倉 #海 #海水浴 #マリンスポーツ
エイおるやん、やっぱ湘南は泳ぐ場所じゃないわ。 pic.twitter.com/ETLIMa4zeD
— いかいけ (@I_K_2001) July 26, 2021
まとめ
自然で遊ぶときには、リスクも伴います。
アカエイ対策をまとめると、
- 波打ち際は極力歩かず、パドリング移動!
- 歩く場合にはすり足で!
- 刺された時は落ち着いて、対処方法を実施
海に遊びに行く前には、ビーチ情報や危険生物の対処方法を頭に入れて行きましょう!
楽しく安全なビーチライフを!