【インスタ】謎ショートメールでパスワード変更を求められた時の対処法
「tap to reset your instagram password」という謎のショートメールを受信したことがありませんか?
- インスタでパスワード変更の依頼をした覚えがない
- 突然SMS(ショートメール)で通知が来る
特に疑っていない状態だと、「あれ、パスワード変更したっけな?」と軽くタップしちゃいそうになりますよね。
ですが、自分がログインした記憶がないのであれば、まずは一旦落ち着いてください。
本記事では、元大手企業SNS担当の私が
- このショートメールが送られてくる理由
- このショートメールを受信したらどう対処するか
- このURLをタップしてしまったらどうなるか
- 誤ってタップした時の対処法
について解説をしていきます。
それでは参りましょう!
インスタパスワード変更?謎のショートメール・SMSとは
あなたのスマートフォンに突如送られてくるショートメッセージ。
Tap to reset your Instagram password:
https://ig.me~~~~~~~
「インスタグラムのパスワードをタップしてリセットせよ」、というような和訳になります。
あなたがパソコンからインスタのパスワード変更をしようと操作していたのであれば、特に問題はありません。
PC版のインスタから、
- 「パスワードを忘れた場合」をクリック
- 「メールアドレス・電話番号・ユーザーネーム」のどれかを入力
- 「ログインリンクを送信」ボタンをタップ
- 入力した電話番号にSMSが配信される
その結果、あなたの電話番号の元へログインリンクが送られるということです。
しかし、問題は「自分が全くそういった操作をした覚えがない」という場合です。
なぜこんなことが起こるのでしょうか?
怪しいショートメールが送られてくる理由
このショートメッセージが届く理由は、もはや1つしかありません。
何者かがあなたのインスタにログインしようとしている、ということ。
- パスワードを忘れた場合をタップ
- メールアドレス・電話番号・ユーザーネームのどれかを入力
- ログインリンク送信をタップ
第3者が入力するものとして、1番ハードルが低いものは「ユーザーネーム」でしょう。
これは誰もがインスタグラム上で明かしているためです。
あなた以外の「誰か」がログインを試みる理由ですが、
- 悪意がある
:アカウントの乗っ取り等 - ただの誤操作
:ユーザーネームや電話番号が似ているがために失敗したケース
のどちらかと思われます。
どちらにしても、このSMSが届いた瞬間に「何かキケンなことが発生した」わけではないので、ご安心ください。
謎のショートメールでインスタパスワード変更を求められた時の対処法
まずは、あなたが
- 「パスワードを忘れた」
- 「パスワード変更」の操作をしていない
ということであれば…
ショートメールから送られてきた「リンクURL」はタップしないようにしましょう!
こういったURLがショートメールで届く場合、フィッシング詐欺のケースは一般的に多いです。
くれぐれもタップしないことをオススメします。
そうは言っても、誤ってタップしてしまった時にどうなるかが、気になりますよね。
ショートメールのURLをタップしてしまったらどうなるか
私の方で対策をしながらPCでタップしてみたところ、インスタグラム公式ログインページに飛びました。
(正確に言うと、リダイレクトがかかりました)
スマートフォンでURLをタップした場合は、自分のアカウントへ遷移するでしょう。
つまり、本ショートメール自体は「詐欺的なもの」ではない可能性が高いでしょう。
ショートメールのURLを誤ってタップした時の対処法
タップしてしまったら、何も起きないとは思っていても「何だか気持ち悪い…」と感じますよね。
まずは「ヤバいことが発生したわけではない」ということを知って、慌てる必要はありません。
ぜひこのタイミングで、セキュリティ対策を見直していきましょう。
- 自分以外の誰かがログインしていないかチェック
- もっと強固なパスワードに変更しておく
気になるようであれば、全端末からログアウトし新パスワードで再ログイン
まとめ
今回は、「謎のショートメッセージでインスタパスワード変更を求められた時の対処法」について解説してきました。
- 身に覚えがなければ、SMSのURLは迂闊にタップしちゃダメ!
- 仮にこのSMS添付のURLをタップしても慌てない
- タップした後は速やかにセキュリティ対策の見直しをすること
Instagramはもちろんですが、SNSにはセキュリティリスクが色々と存在しています。
恐れすぎなくても良いですが、備えあれば憂なしです。
しっかりと守るべきところは守りつつ、安心安全なSNS運用をしていきましょうね!